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家計簿アプリ「Dr.Wallet」、銀行のウェブ明細も自動取得可能に

 BearTailが提供しているクラウド型の家計簿アプリ「Dr.Wallet」は、銀行口座の入出金履歴やクレジットカードの利用履歴を自動取得し、アプリ内に記録できる新機能を追加した。今回のアップデートはAndroid版のみ。iOS版も順次対応予定としている。利用料は無料。

 「Dr.Wallet」は、スマートフォンのカメラで撮影したレシートの情報を記録できる家計簿アプリで、オペレーターの手入力によりデータ化される、家計簿としては日本初の人力入力代行型のサ―ビス。

 今回のアップデートにより、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、ゆうちょ銀行といった10の大手銀行の入出金情報がアプリに取り込めるようになった。銀行やクレジットカードなど各金融機関の明細取得用の認証情報を取得することで、自動で取得し家計簿データを作ることができる。

 これまでに、レシートを利用しない家賃や光熱費の銀行引き落としや、クレジットカード利用などを自動でDr.Walletへ取り込みたいというユーザーの要望が多かったため、新機能として開発したという。

同社では、今後対応する金融機関として、クレジットカード、地方銀行、第二地方銀行、証券、FX、携帯電話、ポイント、電子マネー、主要ECサイトを含めた国内の金融機関約1500全てを、夏までに予定している。なお、個人情報保護の取り組みとして日本プライバシー認証機構による審査を経てTRUSTeマークを取得しているとのこと。口座へのログイン情報はすべて暗号化され、認証情報(暗証番号など)の入力をアプリ内で行うことはないとしている。

川崎 絵美