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グーグルのブランド力はグローバルでトップ、アップル上回る

 カンター・ジャパンは、グローバルにおけるさまざまな企業のブランドを比較したランキング「BrandZ TOP100 Ranking(ブランジー・トップ100ランキング)」を発表した。前年まで3年連続でアップルが1位だったものの、今回、グーグルが1位になった。

 今回発表されたランキングは、カンターが属する広告会社の英WPPおよびそのグループが発表したもの。1位はグーグル、2位はアップルで、3位は前年と同じくIBMとなった。ブランド力は金額に換算されており、1位のグーグルは前年より40%増加して、1588億4300万ドル(約16兆1400億円)で、2位のアップルは前年比20%減の1478億800万ドル(約15兆円)、3位のIBMは1075億4100万ドル(約10兆円)だった。4位以下は、マイクロソフト、マクドナルド、コカ・コーラ、VISA、AT&T、マールボロ、Amazonとなる。新たにトップ10入りしたのはAmazonで、マイクロソフトは前年7位から4位に上昇した。

 このほかIT・通信系では、米ベライゾンが11位、Tencentが14位、ボーダフォンが20位、Facebookが21位(前年より10ランクアップ)、サムスンが29位、Twitterが71位に入っている。

 またNTTドコモは95位(前年より5ランクダウン)となったが、日本企業で100位以内に入っているのはトヨタやホンダ、ニッサンと自動車企業ばかりでそれ以外では唯一のランクインとなっている。

関口 聖