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子育て世帯のママ、子供とスマホの関係に不安と期待

博報堂が約1000名に調査

 博報堂は、子供と情報機器の関係に関する調査レポート「子どもの情報機器の接し方」を公表した。

 調査は1月17日~30日にかけて、インターネットを利用して実施された。対象は全国の20~40代の既婚女性で、12歳までの同居する子ども(長子)がいる人が対象。回答者数は1079名。

 調査結果によると、子どもにスマートフォンを使わせている家庭は30.1%。大半は親の端末を、親の許可する時だけ使用する形だった。また、子どもが小学生になるとパソコンの使用率が高くなり、高学年では8割近くが使用している。

 子どもがスマートフォンなどの情報機器を使ってやっていることは、通話が32.8%、無料動画サイトが31.9%となり、通話と動画がそれぞれ3割以上になった。用途は、年齢により大きく違うという結果も明らかになっている。

 子どもと情報機器について、使い方に悩んだり不安に思う母親は55.8%に上った。一方で、情報機器を与えることによる期待は、「楽しく勉強できる」(33.1%)、「情報機器を使いこなせるようになる」(29.3%)、「知識の幅が広がる」が(28.8%)などが挙げられている。

太田 亮三