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LTE対応の8インチタブレット「ASUS MeMO Pad 8」
(2014/5/8 13:33)
「ASUS MeMO Pad 8」は、8インチディスプレイを備える台湾エイスース(ASUS)製のAndroidタブレット。パールホワイト、パウダーピンク、メタリックブルーというポップなボディカラーで、ディスプレイ周辺もボディカラーに合わせた配色を採用。女性層の取り込みも狙った機種となっている。
国内タブレット初のAtom CPU、305gの軽量さもアピール
CPUには、国内のAndroidタブレットでは初としているIntel Atom Z3580プロセッサーを搭載。クアッドコア、最大2.3GHzで駆動し、インテルのもつ省エネ技術とパフォーマンスのバランスの良さに注目して採用したとしている。
ディスプレイは8インチ、1920×1200ドット(WUXGA)のIPS液晶。ASUSの画質調整アプリ「ASUS Splendid」で好みの色温度、色合い、彩度に設定できるのが特徴で、ディスプレイガラスにはCorning Gorilla Glass 3を採用している。また、端末重量が8インチタブレットとしてはかなり軽量な約305gであることもポイント。発表会のあった展示会場では、モックアップながら重量は実機とほぼ同等のモデルを天秤に乗せ、300ml入りペットボトルより軽いことをアピールしていた。
ロック画面に予定表示する独自ホームアプリ「ZenUI」
新開発したホームアプリ「ASUS ZenUI」は、あらかじめGoogle カレンダーなどと連携して登録した予定をロック画面上に時系列順に表示したり、ホーム画面上に予定をウィジェットで表示でき、ドラマの放送時間帯や友人・恋人の誕生日など、大切な用事を忘れないよう工夫されている。
ボディカラーは冒頭に記載したとおり、パールホワイト、パウダーピンク、メタリックブルーの3色で、仕事以外の“自分時間”をもち、オフを充実させたい30代の男女がターゲット。特に女性にフォーカスしており、自宅や通勤時に持ち歩いてネットや読書に使いやすいサイズ感とし、スマートフォンとの2台持ちを想定している。そのため、主に支払いに使うことが多いおサイフケータイやワンセグ・フルセグの機能は省略し、価格・大きさ・重さを抑えたという。
主な仕様
大きさは約123×213×7.45mm、重さ約305g(いずれも暫定値)。OSはAndroid 4.4、チップセットはIntel Atom Z3580(2.3GHz駆動、クアッドコア)、メモリ(RAM)は2GB、ストレージ(ROM)は16GB。外部メモリとして最大64GBのmicroSDXCカードをサポートする。LTE対応だが、キャリアアグリゲーションには非対応。WiMAX 2+や音声通話も非対応となる。SIMカードはmicroサイズ。
おサイフケータイは非対応ではあるもののNFCには対応しており、NFC対応スピーカーなどにかざしてリンクできる。Bluetooth 4.0、Wi-Fi(11ac対応)もサポートする。一方、防水・防塵、テレビ機能(ワンセグ・フルセグ)、高速充電規格(QuickCharge 2.0)は備えていない。
項目 | 内容 |
大きさ、重さ | 約213×123×7.45mm、約305g(暫定値) |
カラー | パールホワイト、パウダーピンク、メタリックブルー |
発売時期 | 2014年8月下旬 |
OS | Android 4.4 |
ディスプレイ | 8インチ/IPS/1920×1200 |
CPU | インテル Atom Z3580/クアッドコア/2.3GHz |
メモリ(RAM/ストレージ) | 2GB/16GB |
カメラ | 約500万画素 CMOS |
インカメラ | 約120万画素 |
microSDXC | ○(最大64GB) |
Wi-Fi(無線LAN) | IEEE 802.11a/b/g/n/ac |
通信方式 | LTE(CA非対応)/3G |
通信速度(下り最大/上り最大) | LTE(150Mbps/確認中) |
ワンセグ/フルセグ | ×/× |
おサイフケータイ | × |
NFC | ○ |
防水/防塵 | ×/× |
DLNA/DTCP-IP | 確認中 |
テザリング | ○(最大8台) |
Bluetooth | V4.0 |
赤外線通信 | × |
待受時間(3G/CDMA) | 確認中 |
待受時間(4G) | 確認中 |
通話時間(3G/CDMA) | ‐ |
バッテリー容量 | 4350mAh |