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タブレットを買わない人「パソコンで満足」「価格が高すぎる」
日米でタブレット浸透率調査、日本は18%、米国は37%に
(2014/4/8 18:54)
カンター・ジャパンは、日本と米国でタブレット端末の浸透率を調査し、結果を明らかにした。
調査は2013年10月~12月にかけて、16歳以上の男女を対象に日本と米国で実施された。それによると、タブレット端末を「保有している」と回答したのは日本で18%、アメリカで37%という結果になった。日本では、2013年6月末時点の調査で保有率は15%だったため、半年で3%伸びたとしている。
タブレットを保有していない人に対し、1年以内に購入する意向があるかどうかを問うと、「買わないと思う」と回答したのは日本で62%、米国で53%に上り、回答者に理由を聞くと、「現在のパソコンで満足している」が日米ともに最も多く、日本で89%、米国で72%になった。
また、1年以内に購入する意向があるかどうかで「わからない」と回答したのは、日本で28%、米国で34%という結果になった。回答者に理由を聞くと、「デバイスの価格が高すぎる」という回答が、日本で42%、米国で47%と、最も多い回答になった。
カンター・ジャパンでは、日米両国において、タブレットを保有していない人は、パソコンとは異なる価値観や必要性を見いだせていないと指摘している。