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「OCN モバイル ONE」、SMS対応を検討中

 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、10月24日~25日にかけて同社のプライベートイベント「NTT Communications Forum 2013」を都内で開催している。展示会場では、スマートフォン関連の各種サービスも案内されていた。

「OCN モバイル ONE」はSMS対応を検討中

OCN モバイル ONEの概要

 同社では、NTTドコモのネットワークを利用するMVNO事業者として「OCN モバイル ONE」を提供している。会場の説明員によれば、月額980円で1日30MBまで最大112.5Mbps(30MB超過時は200kbps)で通信できるプランや、最大通信速度は500kbpsに制限されるものの月額1980円で月7GBまで利用できるプランなどが人気という。

 他社に先行される形となっているSMS対応についても、現在検討中とのこと。SMS対応すれば、アンテナピクトが正常に表示されないなどの問題も解消されるという。

112.5Mbps、200kbps、500kbpsの3つの環境下でどれくらい差が分かるかをデモ。一般的なWebブラウジングやSNSの利用では、200kbpsでもあまり支障がないとアピール
OCN モバイル ONEが動作する端末が並ぶ

「050 plus W-mode」には「Web電話帳」オプション追加

 また、法人向けのソリューションとして提供されている通話サービス「050 plus W-mode」については、近日提供予定のクラウド上で電話番号を管理できる「Web電話帳」アプリのデモが披露されていた。

 Web電話帳を使用する場合、クラウド上で電話帳を一元管理でき、連絡先や発着信の履歴といったデータを端末内に残さないというメリットがある。また、050 plus W-modeでは、無線LANに接続し、通信が安定している時にはIP電話モードで通話、3G回線しか接続できない時には携帯電話モードで通話するといった使い分けが可能となっているが、Web電話帳でも発信時にこれらを選択できるようになっている。

050 plus W-modeの概要
近日提供予定のオプション「Web電話帳」
無線LAN環境下なのでIP電話で発信
着信画面。相手の名前もクラウド経由で表示される

湯野 康隆