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ドコモの新たなホームアプリ「docomo LIVE UX」

 2013年冬モデルの登場にあわせ、NTTドコモでは、新しいホームアプリ「docomo LIVE UX」を提供する。

 これまで提供してきた「docomo Pallet UI」は、アプリ一覧(ドロワー)のカスタマイズを重視する形だったが、今回の「docomo LIVE UX」ではホーム画面のカスタマイズを重視するユーザーの意向にあわせる形にしたという。

 新機能の1つが「マイマガジン」(11月上旬以降に提供)で、画面右下のアイコン(ドックエリア右端)をタップ、あるいはホーム画面で上方向にフリックすると、時事、エンターテイメント、スポーツなどのニュース一覧へアクセスできる。雑誌のような体裁にして、ユーザーの興味にあわせたコンテンツを届ける機能になる。ここで紹介されるニュースは、Web上に公開されている各種媒体の記事をピックアップしているもので、記事そのものは各サイトへアクセスして読むことになる。

 背景画像の着せ替えについては、新たにスクリーン1つ1つに異なる画像を設定できるようになった。また日付や時間によってパーツを変更できる仕組みが導入されるとのことで、昼間は鮮やかな青空の写真、夕方になると日が暮れて赤焼けの空の写真にかわる、といった背景画像が可能になる。日付・時間帯によるカスタマイズは、どちらかといえばコンテンツプロバイダ向けの仕組みとなっている。

 上から下へフリックすると、「アプリ一覧」「ウィジェット一覧」「壁紙」が表示される。このアプリ一覧は、いわゆるホームアプリのドロワーと若干異なり、アプリアイコンをホーム画面へドラッグ&ドロップすると、ショートカットアイコンになるのではなく、一覧からホーム画面へアイコンが移動する形となって、ドロワーからは消える。利用頻度の高いアプリはホーム画面へ移動させて使う、という形が想定されているようだ。

関口 聖