「UNIQLOアプリ」がリニューアル、クッキングレシピも登場

　ユニクロは、スマートフォン向けアプリ「UNIQLO アプリ」をリニューアルした。新たな機能を追加し、インターフェイスデザインも刷新している。アプリの価格は無料。

　「UNIQLO アプリ」は、従来のチラシ情報・クーポン配信に加え、最新のコーディネイトが閲覧できる「スタイルディクショナリ」機能を新たに追加した。また、店舗検索機能に、最寄りのユニクロ店舗が自動表示され、店舗までのルート案内も可能になった。また、ユーザーが登録した特定の店舗から最新情報が配信される「MY STORE NEWS」では、対応店舗を従来の18店舗から、全国の約190店舗に拡大して配信を開始した。

　また、生活に役立つデジタルツールアプリのリンクをまとめた「UNIQLO LIFE TOOLS」というカテゴリを同アプリ内に新設した。「UNIQLO LIFE TOOLS」は、ユニクロがこれまで展開してきたポートレート向けのカメラアプリ「UT CAMERA」や、ソーシャル目覚ましアプリ「UNIQLO WAKE UP」などがある。今回のカテゴリ新設にあわせて、クッキングレシピ「UNIQLO RECIPE」が新たに加わった。

リニューアルした「UNIQLO アプリ」

食・ファッション・音楽を融合したクッキングアプリ「UNIQLO RECIPE」

　「UNIQLO RECIPE」は、クッキングレシピと、ファッション、音楽を融合したアプリ。まずはiPad版を先行公開し、Webサイト版とiPhone版は11月に公開予定、Android版は未定となっている。対応言語は、日本語、英語、中国語（簡体字・繁体字)。価格は無料。

インデックスのインターフェイス

　同アプリは、全米各地で活躍するシェフが考案したオリジナルレシピで、朝食・昼食・夕食・デザートの4タイプ、合計24種類のレシピが用意されている。また、食材を選ぶ感覚でコーディネートされたユニクロのファッションが楽しめるほか、キッチンタイマー機能も備えている。キッチンタイマーの音楽は、レシピを考案したシェフが実際に調理をしている際の、食材を刻む音や、炒める音などを音源としてリミックスしたものを用いている。

キッチンタイマーのインターフェイス

　ユニクロは、生活の基盤となる衣食住のひとつ「服」を単なるファッションとしてだけではなく、着る人のライフスタイルに寄り添い、豊かにする「LifeWear」をコンセプトに掲げている。それに基づき、ファッションだけではなく、ライフスタイルを提案することを目的に「UNIQLOアプリ」のリニューアルと、「UNIQLO RECIPE」の提供を行ったという。