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「auスマートバリュー」提携CATVが200局突破、世帯カバー80%に
(2013/8/30 16:43)
KDDIと沖縄セルラーは、auのスマートフォンと特定の固定通信サービスを契約すると、スマートフォンの利用料が割り引きされるサービス「auスマートバリュー」の提携先であるCATV事業者が202局に達したと発表した。全国のCATV局の約半数で、戸建て世帯のカバー率が80%になった。
2012年3月にスタートした「auスマートバリュー」は、固定回線とセットで契約することで、スマートフォンの利用料を割り引きするサービス。割引額は契約から2年間は1回線あたり毎月1480円、それ以降は毎月980円となる。世帯内のauユーザーはそれぞれ割り引きされる形となり、家族2人がauユーザーの場合、2回線それぞれで毎月1480円、計2960円の割引が適用される。
6月末時点でのauスマートバリュー契約数は463万契約で、固定回線の契約ベースでみると249万世帯となっている。KDDIによれば、auの新規契約のうち、36%(6月時点)がauスマートバリューを契約している。また携帯電話番号ポータビリティ(MNP)によって他社から乗り換えて「iPhone 5」を手にするユーザーのうち38%がauスマートバリューを契約したとのこと。また、auひかりの新規契約のうち60%がauスマートバリューという。
ユーザーにとっては割引が適用され、CATV事業者にとってもKDDIとの協力関係によって自社サービスの会員増に繋げられる。KDDIでは、auスマートバリューによって固定回線を契約することで、KDDIとCATVそれぞれの解約率の低下にも寄与していると分析している。