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ドコモのLG製スマホ「Optimus G Pro」、韓国KT社でも提供

Optimus G Pro L-04E

 NTTドコモは、3000mAhという大容量バッテリーなどを特徴とするLG製Androidスマートフォン「Optimus G Pro L-04E」をベースにした製品が、韓国の通信事業者であるKTでも提供され、5月2日に発売されたと発表した。

 「Optimus G Pro L-04E」は、日本で4月4日に発売された、NTTドコモのAndroidスマートフォン。既に韓国では同じ愛称の「Optimus G Pro」が発売されていたが、これは5.5インチのフルHDディスプレイを搭載する機種で、日本版の「Optimus G Pro」は5インチのフルHDディスプレイと、異なる仕様となっていた。

 ドコモでは協力関係にある海外事業者のKTに対して、LGとともに日本版の「Optimus G Pro」を導入するよう提案してきた結果、今回、正式に採用されたという。LGの日本法人であるLGエレクトロニクス・ジャパンのスマートフォンがKTで採用されること、またドコモのスマートフォンがKTで採用されることは、どちらも今回が初めて。

 韓国では「Optimus GK」という愛称になり、容量3000mAhのバッテリー、約5インチ、フルHDサイズのIPSディスプレイ、ボディサイズ、1.7GHz駆動のクアッドコアプロセッサなど、ほとんどのハードウェア的な仕様を踏襲しつつ、さらに対応周波数など韓国向けの仕様にカスタマイズした上で発売された。

関口 聖