LG、デュアルSIMモデルなど「Optimus L」シリーズ第2弾

　LGエレクトロニクスは、スマートフォン「Optimus L」シリーズの第2弾として、デザインを刷新し、デュアルSIMモデルなどもラインナップする「Optimus L7II」「Optimus L3II」「Optimus L5II」を発表した。2月後半にスペインのバルセロナで開催されるイベント「Mobile World Congress 2013」で披露される。

　「Optimus L」シリーズは、最初の10カ月間で累計1000万台が販売されている、普及価格帯のスマートフォン。第2弾となる「L seriesII」はタッチ性能が向上している。刷新されるデザインは、シームレスなレイアウト、レーザーカットの曲線、輝きを放つ背面、ホームボタンにLEDが仕込まれる。

　ディスプレイはIPS液晶を搭載し、バッテリー容量も拡大する。また、2枚のSIMカードが挿せるデュアルSIMバージョン「Optimus L7II」も用意される。こちらは今週にもロシアで登場する。

　「Optimus L7II」は、4.3インチ、800×480ドットのIPS液晶を装備したAndroid 4.1搭載モデル。CPUに1GHzのデュアルコア、クアルコム製の「MSM8225」を採用する。メモリは768MBとなる。4GB以上のストレージ容量となり、microSDカードに対応する。

　カメラの解像度は、背面が800万画素、ディスプレイ側が30万画素となる。背面にはLEDフラッシュも用意される。バッテリーは2460mAh。大きさは121.5×66.6×9.7mmで、デュアルSIMバージョンは122.2×66.6×9.7mmとなる。

　「Optimus L3II」は、3.2インチ、240×320ドットのIPS液晶に、1540mAhのバッテリーを搭載。「Optimus L5II」は、4インチ、800×480ドットとより大きなディスプレイを搭載し、バッテリーも1700MAhとより大きな容量を積んでいる。詳細は今後明らかにされる。

　手描きメモ機能「QuickMemo」、カメラやブラウザ、音楽プレーヤーアプリなどをカスタマイズして起動できる「Quick Button」、位置情報を通知する緊急通報機能「Safety Care」などが利用できる。