「iTunes 11」公開、UI刷新やiCloud連携強化


 アップルは30日、WindowsおよびMac向け「iTunes」の最新バージョン「11.0」を公開した。Appleのページから無料でダウンロードできる。

インストール後に表示される画面

 ライブラリ表示をリニューアルし、画面左上から「ミュージック」「ムービー」「テレビ番組」といった各カテゴリーの一覧表示に対応。これにより、これまで以上に直感的に探したいコンテンツを見つけられるようになったという。

 小さなツールバーで音楽再生をコントロールできる「ミニプレーヤー」も新しくなり、「次はこちら」ボタンをクリックすれば、次に再生される曲が確認できる。表示される曲が今の気分に合わない時は、ライブラリを開かずに新たな楽曲を選べる。

ライブラリ表示を一新した

 iCloudとの連携では、iTunesを通じて購入したコンテンツがクラウドに置かれ、iOS端末やWindows、Mac、Apple TVからアクセスできるようになった。iCloudから直接再生したり、オフライン中の再生のためにコピーをダウンロードすることも可能だ。

 また、ムービーやPodcastなどで再生中の位置もiCloudに保存されるため、別のデバイスから試聴途中のコンテンツの続きを再生できるようになった。




(増田 覚)

2012/11/30 13:08