Apple、iOS 6.0.1の提供を開始


 Appleは、iOS 6を搭載した端末向けに、不具合の修正などを含むソフトウェア更新の提供を開始した。更新後のOSは「iOS 6.0.1」となる。

 今回の更新により、iPhone 5でソフトウェア更新そのものが無線経由で行えない問題が解決されるほか、キーボード上に線が表示される問題、カメラフラッシュが消えなくなる問題、iPhoneでモバイルデータ通信ネットワークを使用できなくなる問題、パスコードロックを設定していてもロック画面からPassbookの詳細にアクセスできる問題などが、それぞれ解決される。また、暗号化されたWPA2のWi-Fiネットワークに接続している際、iPhone 5および第5世代iPod touchの信頼性が向上する。

 なお、iPhone 5では、上記のように無線経由でのソフトウェア更新ができない問題が予め存在しているため、ソフトウェア更新を行おうとすると、最初にこの問題を解決する「iPhone 5 アップデータ」のインストールが指示され、その後に改めてソフトウェア更新を行うという手順になっている。

 




(太田 亮三)

2012/11/2 13:21