ドコモの「GALAXY Note」、Android 4.0に


 NTTドコモは、サムスン製Androidスマートフォン「GALAXY Note SC-05D」向けにソフトウェア更新の提供を開始した。適用することで、Android 2.3からAndroid 4.0へバージョンアップできる。

 今回の更新では、以前から予定されていた、Android 4.0へのバージョンアップが実施される。これにより、顔認識によるロック解除(フェイスアンロック)、サブメニューのリスト化などメニュー表示の変更などがサポートされる。また、片手で操作しやすいよう、電話のダイヤルボタン、キーボードの表示位置を左右に調整できる機能などが利用できるようになる。

 このほか、新たなアプリとして、ドコモ提供の電話帳アプリ、iコンシェルアプリ、SDカードバックアップ、サムスン提供のアプリ「Sノート」が追加される。さらにBluetoothは3.0+HS対応から、3.0+EDR対応に変更される。

 あわせて特定のエリアにおいて、「Gガイド番組表アプリ」からワンセグが起動できないという不具合が解消される。

 更新所要時間は約35分。自動更新は非対応で、手動で行う。単体での更新はWi-Fi経由で、2回行う必要がある。ただし1回目の更新はFOMAやXi経由でも利用できる。パソコン経由の場合は、サムスンのソフトウェア「Samsung Kies」を利用して行うことになり、1回の更新で済む。更新中、他の機能は利用できない。




(関口 聖)

2012/9/6 12:06