携帯各社が災害用伝言板の体験サービス、今年は固定網とも連携

　携帯電話・PHS事業者各社は、防災週間（8月30日～9月5日）に伴って、災害用伝言板サービスなどの体験サービスを実施している。

　NTTドコモは、8月15日～10月1日にかけて災害用伝言板の体験サービスを、8月22日～10月1日、災害用音声お届けサービスの体験サービスが災害用音声お届けサービスの体験サービスを提供する。

　KDDIでは、8月27日～10月1日渡り、災害用伝言板サービスと災害用音声お届けサービスの体験サービスを提供する。イー・モバイル（イー・アクセス）についても、防災週間に災害用伝言板の体験サービスを提供する。

　ソフトバンクモバイルは、8月30日～9月5日にかけて、災害用伝言板の体験サービスと、災害用音声お届けサービスの体験サービスを提供する。また、ウィルコムとウィルコム沖縄は、8月30日～9月5日にかけて、災害用伝言板の体験サービスを提供する。さらに、ウィルコムプラザに設置された災害用非常用電話（イエデンワ）については、9月1日の防災の日に無料開放する。このほか、自治体などが実施する10数カ所の防災訓練などで、ソフトバンクグループとして災害関連の展示を行う。

　なお、携帯・PHS各社の災害用伝言板については、各社の連携によって一斉検索サービスが利用できる。今年の防災週間は、NTT東日本とNTT西日本の「災害用ブロードバンド伝言板（web171）」の機能追加によって、携帯・PHS各社の災害用伝言板と連携。固定通信向けサービスとの相互検索も実現された。「災害用ブロードバンド伝言板（web171）」のスマートフォン向けサイトも用意されている。

【お詫びと訂正　2012/08/31 14:00】
　記事初出時、NTTドコモの体験サービスの期間を8月30日～9月5日と記載しておりましたが、その後、災害用伝言板の体験サービスが8月15日～10月1日、災害用音声お届けサービスの体験サービスが8月22日～10月1日であることがわかりました。お詫びして訂正いたします。