WSL、3G版も用意されたAndroid 4.0の7インチタブレット


 WSL JAPANは、Android 4.0を搭載した7インチディスプレイのタブレットを発売する。Wi-Fi版の「Xvision-an470」、Wi-Fi+3G版の「Xvision-an471」の2モデルがラインナップされる。Wi-Fi版の「Xvision-an470」は7月14日に発売され、店頭予想価格は2万4800円。3G版は9月末に発売される予定で、店頭予想価格は3万4800円。ヨドバシカメラやビックカメラなど家電量販店で販売される見込み。


 

 今回発売されるのは、ソフトウェアプラットフォームにAndroid 4.0を搭載したタブレット端末。ディスプレイは7インチ、1024×600ドットで、CPUはAmlogic製「8726-M3」でシングルコアの1GHz駆動。

 メモリは1GB、ストレージの容量は4GB。カメラは200万画素で、インカメラは30万画素。microSDカードを利用でき、mini HDMI端子、microUSB、mini USB端子(ホスト機能対応)も用意されている。

 無線LANはIEEE802.11b/g/nをサポートし、Bluetooth 2.1+EDRを利用できる。CyberLink Media Player、K2Mobile office viewer、日本語IMEのsimejiがプリインストールされる。アプリストアのGoogle Playには非対応だが、アクセスポートが提供する「Tapnowマーケット」に対応している。

 3G版では、Wi-Fi版の仕様に加えて3G通信機能とGPS機能が加わる。3G通信モジュールはZTE製の「ZTE 226」で、W-CDMAでは2100/1900/850(900)MHzを、GSMでは1900/1800/900/850MHzをサポートしている。3G版はSIMロックフリーの端末として提供される。SIMカードを別途用意した場合に利用できる通信事業者は、NTTドコモ、ソフトバンクモバイル、および各社のMVNO。

 バッテリー容量は3300mAh。連続待機時間は約216時間、連続音楽再生時間は約7.2時間、連続動画再生時間は約4.58時間。

 大きさは約196×120×10.9mm。重さは「Xvision-an470」が375g。「Xvision-an471」は391g。PSEおよびJATE、TELECの認証(技適マーク)は取得済み。なお、開発者向けにrootモードも用意される。

 

(太田 亮三)

2012/7/11 13:03