各社スマートフォン、CPUとメモリをチェック

　auとドコモの2012年夏モデルが発表会が開催され、両社充実のスマートフォンラインナップがそろった。本稿ではスマートフォンの快適な操作のポイントとなる、CPUとメモリの状況をチェックする。

　今回はキャリア別にコア数、クロック、メモリの順番で数字が大きいものを上位に並べた。クアルコムの1.5GHzデュアルコアプロセッサを中心に、NVIDIA製のクアッドコアCPU「Tegra 3」や、テキサス・インスツルメンツ（TI）製のデュアルコアCPU「OMAP4460」搭載モデルなどが用意されている。

　また、夏モデルには、microSDXCカードに対応したスマートフォンも登場した。現在主流のmicroSDHCカードの最大容量は32GB、SDXC規格は2TBまで拡張された。ただし、今回のラインナップでは、最大64GBまでのmicroSDHCカードに対応している。今回の表では、microSDカード対応モデルを『○』、microSDXCカード対応モデルを『◎』、メモリカードなしを『―』とした。

　CPUやメモリは、スマートフォンを快適に利用するための重要なポイントだが、これに加えてメーカー各社は快適な工夫や、省電力への工夫を盛り込んでいるので、総合的に考えていきたいところだ。なお、仕様は発表時点のもので、特にクロック数などは発売時点で変更されることもあるので注意されたい。

　ソフトバンクについては、5月29日に発表会が開催される予定。発表前となるため、今回はリストには含まれていない。

【追記 2012/06/06　21:25】
　5月29日、ソフトバンクの新製品発表会が開催され、各モデルのCPUとメモリが明らかにされた。今回は、グループ傘下のウィルコムと合同発表会となったため、ウィルコムのスマートフォンもリストに加えている。