「ARROWS Z」にソフト更新後の不具合、イヤホン接続で再起動


 KDDIは、富士通モバイルコミュニケーションズ製Androidスマートフォン「ARROWS Z ISW11F」で、4月19日公開のソフト更新を適用すると、新たな不具合が確認されたとして、ソフト更新の提供を一時停止した。

 新たに確認された不具合は、マイク機能がないイヤホンをイヤホンジャックに装着すると、再起動するというもの。発生頻度やソフト更新を適用した端末全てが対象となるかどうかは調査中とのことだが、マイク機能を備えるイヤホンでは発生しないとのこと。19日公開のソフト更新を適用すると発生することから、KDDIでは23日19時ごろ、ソフト更新の提供を一時停止した。

 更新の再開時期、あるいは新たな不具合の解消は、準備が整い次第、あらためて案内されるとみられる。

 富士通製スマートフォンがラインナップの1つとなっているドコモでは、「現時点で、そうした事象は確認されていない」とコメント。ベースは同等ながら、プリセットアプリなど細かな点で差異があり、ユーザーからの申告もないとしている。




(関口 聖)

2012/4/23 21:09