ドコモ、児童ポルノのブロッキングを実施へ


 NTTドコモは、インターネット接続サービスにおいて、児童ポルノ掲載サイトへの接続を遮断する施策を5月24日より実施する。自動的に適用され、申込は不要。利用料も発生しない。

 今回の取り組みにより、児童ポルノを掲載するWebサイトへのアクセスが遮断される。対象となるWebサイトは、インターネットコンテンツセーフティ協会(ICSA)から提供される「児童ポルノ掲載アドレスリスト」に掲載されたWebサイト。該当するWebサイトにアクセスした場合は、代わりに「ブロッキング画面」が表示される。

 児童ポルノブロッキングが適用されるサービスは、「iモード」「spモード」「mopera U」「MZone」。「spモード」と「mopera U」のユーザーが利用できる公衆無線LANサービス「docomo Wi-Fi」も対象で、ドコモが提供するほぼすべてのインターネット接続サービスが対象となっている。設備の一部がドコモの管轄外となる「ブラックベリーインターネットサービス」は、ドコモが実施する児童ポルノブロッキングの対象外。

 なお、インターネット接続を行うISPや携帯電話通信事業者は、児童ポルノブロッキングを順次実施しており、携帯電話キャリアではKDDI、ソフトバンクモバイル、ウィルコム、イー・モバイルが既に実施している。

 




(太田 亮三)

2012/4/20 16:03