スマホなどのセキュリティ意識を啓発する活動、官民で実施


 経済産業省、シマンテック、トレンドマイクロ、マカフィー、情報処理推進機構(IPA)は、ITに関するセキュリティ意識を啓発する活動を実施する。

 国では、2009年度より2月を「情報セキュリティ月間」として、国内での情報セキュリティへの関心・理解を高める活動を進めている。今回の取り組みは、経産省と大手セキュリティ会社3社、IPAが運営するセキュリティ普及促進委員会によるもの。スマートフォンやクラウドサービスなどが普及する中で、情報を盗むサイバー攻撃が後を絶たないとして、東京・大阪でセミナーが開催される。

 東京でのセミナーは2月21日、秋葉原コンベンションホールで、大阪でのセミナーは2月24日に新梅田研修センターでそれぞれ開催される。どちらも専用サイトで事前申し込みが必要だが、参加費は無料となっている。セキュリティ大手3社による講演のほか、東京ではアマゾン データサービス ジャパンの担当者によるクラウド関連の講演なども行われる。

 このほか、活動を周知するためのポスター(1万枚)も配布される。

(関口 聖)

2012/2/7 12:41