ドコモ、Xi対応ルーター「BF-01D」とUSB端末「L-03D」
NTTドコモは、Xiに対応したモバイルWi-Fiルーター「BF-01D」と、USB接続型のデータ通信端末「L-03D」を3月に発売する。
■「BF-01D」
今回発表された「BF-01D」は、ドコモのXi(クロッシィ)に対応するバッファロー製のモバイルWi-Fiルーター。2011年5月に発表されたものの、発売時期が延期され未定となっていた「BF-01C」について、FOMAハイスピードの対応速度を向上させ、筐体デザインを変更した上で、型番を変更したモデルとなる。
Xi対応モデルとして、一部のXiエリアでは下り最大75Mbps、上り最大25Mbpsをサポート。FOMAエリアでは下り最大14Mbps、上り最大5.7Mbpsの通信速度に対応し、FOMAプラスエリアに対応する。また、公衆無線LANや、充電クレードルで100BASE-TXの有線LANにも対応する。
本体に16GBの内蔵メモリを搭載しており、ネットワーク連携機能やメディアサーバー機能を利用可能。Wi-Fiルーターとして最大で12台まで同時に無線LAN端末を接続できる。無線LANはIEEE802.11a/b/g/nがサポートされている(11aはネットワーク側のみ)。3G(FOMA)で国際ローミングにも対応している。
連続通信時間は3G(FOMA)で約5.5時間、LTE(Xi)で約4時間。連続待受時間は約30時間。大きさは約68×108×21.4mmで、重さは約193g。
「BF-01D」 | クレードル装着時 |
■「L-03D」
「L-03D」 ブラック |
「L-03D」は、ノートパソコンなどに接続して利用する、LG Electronics製のUSB接続型データ通信端末。回転式のUSB端子を装備し、本体は3色のカラーバリエーションがラインナップされる。
Xi対応モデルとして、一部のXiエリアでは下り最大75Mbps、上り最大25Mbpsをサポート。FOMAエリアでは下り最大14Mbps、上り最大5.7Mbpsの通信速度に対応し、FOMAプラスエリアに対応する。国際ローミングでは3Gに加えてGPRSもサポートされている。
セットアップは端末をパソコンに接続するだけで行える。接続ソフトの画面上で接続状態や電波状態を確認できるほか、表示言語は日本語と英語に対応する。また、対応OSとなるWindowsとMacについても、英語版OS上での動作に対応している。
対応OSは、Windows XP/Vista/7、Mac OS X 10.6.8、10.7.2。XP以外は64bit版もサポートされる。
大きさは約92×34×12.4mmで、重さは約45g。ボディカラーはブラック、ホワイト、ピンク。
ホワイト | ピンク |
2012/1/25 17:32