ソフトバンクの一部機種、「海外パケットし放題」で不具合


 ソフトバンクモバイルは、海外渡航時に「海外パケットし放題」対象の現地携帯電話事業者へ接続しようとした際、一部機種で対象外の事業者へ接続する事象があったとして、対象ユーザーに返金することを明らかにした。原因は端末ソフトウェアの不具合という。

 同社によれば、対象ユーザーは約7000人。対象となるユーザーに対しては「事象が確認され、返金を行う」というメッセージが12月に入って個別に送信されている。海外渡航時のパケット通信料を定額にする「海外パケットし放題」(1日あたり0円~1980円~2980円の段階制)では、定額対象の現地事業者を選択して通信した場合のみ、定額対象となる。本来は、定額対象外のネットワークへユーザーに無断で接続しないようにする仕様だが、「003SH」「005SH」「006SH」「007SH」「007SHJ」「001DL」「008Z」「007HW」の8機種では、ソフトウェアの不具合で、定額対象外のネットワークへ接続する形となっていた。iPhoneなど他の機種では発生していない。

 ただし、「海外パケットし放題」定額対象外の事業者へ接続すると、画面にポップアップが表示され、“定額対象外に接続している”ことが案内される。その警告を踏まえた上で今回は返金されることになるが、これはユーザーが意図的に操作したものか、その警告の意図がきちんと伝わらず操作したのか判別できないため。なお、同社では返金する金額を明らかにしていない。

 事象が起きていたのは2010年12月~2011年10月とのことだが、同社では、不具合があった機種で端末ソフトウェアの更新を行い、不具合を解消するよう呼び掛けている。更新しない状態で再度、渡航すると、同じ事象が発生する。

 

(関口 聖)

2011/12/28 19:05