ドコモのGALAXY NEXUS、緊急地震速報に対応するソフトウェア更新

　NTTドコモは、「GALAXY NEXUS SC-04D」において、緊急地震速報に対応するソフトウェア更新の提供を開始した。また、「REGZA Phone T-01D」の不具合を修正するソフトウェア更新の提供も開始されている。

　「GALAXY NEXUS SC-04D」では、「エリアメール」のうち緊急地震速報に対応することが予め案内されていたが、予定通りソフトウェア更新の提供が開始された。また、これ以外にも、より快適に利用するための更新が含まれている。

　更新にかかる時間は約5分。更新ファイルはGoogleのサーバーから順次配信され、自動的にダウンロードされる。3Gを使った場合、パケット通信料は有料で、国際ローミング利用時はWi-Fi環境でのみ自動ダウンロードとなる。端末上に通知が表示されると更新でき、更新中はほかの機能を利用できない。更新後はベースバンドバージョンが「SC04DOMKL5」になる。

【追記】　2011/12/21 18:56
　NTTドコモは、「GALAXY NEXUS SC-04D」のソフトウェア更新適用後に、端末が正常に起動しない場合があるとして、ソフトウェア更新の提供を一時停止したと発表した。なおドコモでは、提供開始直後に更新ファイルの配信が停止されたため、実際にソフトウェア更新を適用したユーザーはいないとしている。ソフトウェア更新の再開は、準備ができ次第Webサイトで案内される見込み。

GALAXY NEXUS SC-04D

　「REGZA Phone T-01D」で明らかにされた不具合は、画面がオフの状態からオンに切り替えた後、まれにタッチパネルが反応しない場合があるというもの。また、ワンセグ録画中に、まれに本体が再起動する場合がある。

　更新にかかる時間は約13分。初期設定では午前2～4時に自動的に更新される。更新中はほかの機能を利用できない。また、不具合の修正以外にも、より快適に利用するための更新が含まれている。

REGZA Phone T-01D