10月の国内携帯・PHS出荷数、単月200万台割れの低調


 JEITA(電子情報技術産業協会)は、2011年10月の国内携帯電話・PHSの出荷数を発表した。10月は移動電話全体で174万4000台だった。

 10月の出荷数は、前年同月比89.9%の174万4000台。携帯電話は前年同月比87.9%の164万台で、このうちワンセグ対応モデルは111万3000台(前年同月比91%)と、いずれも前年同月を下回った。その一方PHSは前年同月比137.5%の10万4000台を出荷した。

 JEITAによれば、単月の出荷数が200万台を割ったのは6カ月ぶりで、新製品への買い控えの影響があるという。PHSは15カ月連続の前年同月プラスで、契約数も9カ月連続の純増を記録している。

 




(津田 啓夢)

2011/12/13 14:38