So-net、3GサービスでHP製ルーターを販売


 ソネットエンタテインメント(So-net)は、MVNO型のモバイルデータ通信サービス「So-net モバイル3G」の対応機器として日本HP製のモバイルWi-Fiルーター「MF-30」の販売を開始した。価格は1万9800円。

 「So-netモバイル3G」は、NTTドコモのFOMAネットワークを借り受け、MVNO(仮想移動体通信事業者)方式で提供されるモバイルデータ通信サービス。月額2770円で下り最大14Mbps、上り最大5.7Mbpsで通信できる。これまではSIMカード単体での提供で、ユーザー自身が対応機種を用意する必要があったが、今回、「MF-30」の販売によって、端末と通信回線を同時に入手できるようになった。

 「MF-30」は、日本HP(ヒューレット・パッカード)製のモバイルWi-Fiルーター。国内では、約1年前より日本HP自身が販売する形で提供されていたが、今回、「So-netモバイル3G」の対応機器として販売される。下り最大7.2Mbps、上り最大5.7Mbpsで通信でき、バッテリー駆動時間は約4時間。

 So-netでは新製品の販売開始を記念したキャンペーンを12月31日まで実施する。同キャンペーンでは、新規で「So-netモバイル3G」を契約したユーザーに対し、登録事務手数料(3150円)を無料にする。また同時に対応機器を購入するユーザーには、5000円割引する。




(関口 聖)

2011/12/1 11:04