NECカシオ、北米向けに「G'zOne Ravine 2」を供給


CASIO G'zOne Ravine 2

 NECカシオモバイルコミュニケーションズは、米Verizon Wireless向けに携帯電話「CASIO G'zOne Ravine 2」の供給を開始した。同端末は米国で11月17日に発売される。

 今回提供される「CASIO G'zOne Ravine 2」は、カシオブランドのタフネスモデルとして2010年9月に米国で発売された「G'zOne Ravine」の後継モデル。新たにCDMAとGSMの国際ローミングに対応し、200を超える国と地域で利用できる。タフネスモデルとしてIPX7相当の耐水性能のほか、米国国防総省の規格「MIL-STD-810G」に準拠した耐衝撃、防塵、防振、耐湿、耐塩害、耐日射性能を備えている。

 センサーなどと組み合わせたアプリ「G'zGEAR」や、大音量のフロントスピーカー、PTT、ノイズ低減機能などを備え、拡張バッテリーに対応可能。

 メインディスプレイは2.2インチ、240×320ドットのカラーTFT液晶。サブディスプレイは1.38インチ、128×128ドットのカラーSTN液晶。カメラは320万画素で、32GBまでのmicroSDHCカードを利用可能。Bluetooth 3.0+EDR、ストップウォッチなどの機能が搭載されている。

 通信方式は、CDMA2000 1xEV-DO Rev.A(800/1900MHz)、GSM/GPRS(850/900/1800/1900MHz)。

 連続待受時間は約510時間、連続通話時間は約287分。大きさは50.6×110×21.1mmで、重さは137g。

 なお同端末は、NECカシオがVerizon Wireless向けに供給する9機種目の端末となる。

 




(太田 亮三)

2011/11/16 12:45