auが「ラーメン王決定戦」開催、「加トちゃんぺ」でアピール

加藤茶と凜華せら

　KDDI、沖縄セルラーは、10月31日～12月27日にかけて、auのフィーチャーフォンやスマートフォンから参加できるキャンペーン「ラーメン王決定戦」を開催する。11月10日、六本木のラーメン店を借り切って発表会が開催された。

　「ラーメン王決定戦」は、全国約5000店の提携ラーメン店に訪問し、GPS機能を利用して位置情報を登録した回数を競い合うというキャンペーン。KDDIの企画としては、「鉄道王」「アニメ王」に続く第3弾となる。キャンペーンでは、訪問回数をラーメンを食べた数とみなし、サイト上で順位などが確認できる。もっとも多くラーメン店を訪問記録した参加者に「ラーメン王」の称号と「金のラーメントロフィー」が贈られる。

　参加すると、ラーメン関連の映像などが視聴可能で、ラーメン店約50店舗において、「ラーメン王決定戦」向けに開発された裏メニューが食べられるチケットなどが入手できる。また、約400店舗で利用可能な割引きクーポンなども用意される。このほか、参加登録すると、抽選で300名にラーメン店の冷凍セットなどが当たる。

■加藤茶・凜華せらがラーメンを語る

金のラーメントロフィー

　「ラーメン王決定戦」の発表会は、六本木にあるラーメン屋兼ライブハウスの「BEE HIVE」で開催された。ゲストとして、ラーメンが大好きという加藤茶と、宝塚歌劇団出身で“ラーメンジェンヌ”を名乗る凜華せら、ラーメンWalkerの江本博文氏の3名が登場した。

　宝塚歌劇団にいたころから、ラーメン本を手に1人でラーメンを食べ歩いていたという凜華は、お気に入りのラーメン店を東京・目黒の「づゅる麺池田」と語り、特徴となっている平麺を「名前の通りヅュルッといける」などと話した。江本氏によると、「づゅる麺池田」の麺はパスタなどに使われるデュラム・セモリナ粉が使われているのだという。

　加藤茶は、世田谷にある「せたが屋」を紹介。さまざまなメディアで紹介されている有名店だが、加藤は「まだ流行る前、入ってみたらものすごくうまかった」などと話した。

　また、「ラーメン王決定戦」については凜華が「ラーメン好きがどれぐらい通うのか楽しみ」と語り、自身も参加するとした。加藤は「ケータイで調べながらいろいろ食べに行くのはいいね」と話し、発表会中、終始携帯サイトが気になっている様子だった。

　このほか発表会では、会場となったBEE HIVEの裏メニューの試食が行われたほか、加藤茶が考案した牛乳ラーメンが紹介された。BEE HIVEの裏メニューは牛骨でダシをとった濃厚なつけ麺で、レギュラーメニューのあっさりとした塩ラーメンの対局にあるようなラーメンだった。試食した加藤は「しつこいね！　でも、好きな人ははまりそうな味」と語っていた。

　牛乳ラーメンは、インスタント麺を作る際に水の代わりに牛乳7：水3の割合で作るというもの。牛乳は低脂肪タイプのものがいいという。試食した凜華は「クラムチャウターを食べているみたい！」と新しい味に感激していた。

BEE HIVEの裏メニュー	牛乳ラーメン