ドコモ、Android向け「おまかせロック」の提供時期を延期


 NTTドコモは、2011年冬~2012年春に発売予定の同社Androidスマートフォン向けサービスの1つである「おまかせロック」について、提供開始時期を延期することを明らかにした。

 「おまかせロック」は、これまでiモード対応機種やWindows Mobile向けに提供されてきた、遠隔ロックサービス。携帯電話をどこかに置き忘れたり、紛失したりした場合、ドコモへ連絡すると、遠隔操作で携帯電話をロックできる。圏外で、すぐロックできない場合も1年以内に圏内に入れば、自動的にロックされる。

 ドコモでは、10月中旬に冬春モデルを発表した際、複数のiモード向けサービスをスマートフォンでも利用できるようにする、と案内し、「おまかせロック」については対応機種の発売にあわせて提供する方針を示していた。対応機種は、冬春モデルのうち、Android 2.3を搭載するドコモのスマートフォン(P-01D、SH-04Dは非対応)となっており、8日にはAndroid 2.3搭載の「REGZA Phone T-01D」「GALAXY S II LTE SC-03D」の事前予約が案内された。

 しかし、ドコモでは「おまかせロック」の提供について、「十分な品質を担保するため、サービス提供開始時期を延期することになった」と説明し、延期する方針を明らかにした。延期後の提供時期については、2011年度中とされている。

(関口 聖)

2011/11/8 12:34