「IS05」がAndroid 2.3に、「SIRIUS α」は緊急地震速報に対応


 KDDIは、auのスマートフォン「IS05」「SIRIUS α IS06」の2機種でソフトウェアのアップデートの提供を開始した。

IS05

 「IS05」では、Android 2.2からAndroid 2.3にアップデートされる。また、「Skype for Android」でのビデオ通話に対応する。これは「Skype for Android」のアプリをダウンロードする必要があり、3G経由ではなくWi-Fi経由での利用が推奨されている。このほか、手軽にデコレーションメールを作成できる「速デコ」アプリをau oneマーケットでダウンロードし、利用できるようになる。

 更新はWi-Fi経由、あるいはパソコン経由で行う。どちらも所要時間は約32分。推奨されているのはWi-Fi経由の方法で、microSDカードが必要となる。パソコン経由の場合、microUSBケーブルで接続し、パソコンにアップデート用ツールをインストールして更新する。

 Android 2.3にバージョンアップした後、一部アプリの更新も必要となり、たとえばLISMO、LISMO WAVEのアプリもIS05のAndroid 2.3専用アプリへバージョンアップする必要がある。

SIRIUS α IS06

 SIRIUS α IS06では、今回のバージョンアップで新機能の追加、既存機能の改善が図られる。

 新機能として、新たに緊急地震速報に対応する。また既存機能では、Eメール送受信方法の認証が強化され、Cメールで利用できる文字数が全角70文字(半角140文字)に拡張される。更新所要時間は約10分。

 なお、設定メニューの「端末情報」にあるベースバンドバージョン情報が、「TJMASKAP05.03.00」「TJMASKAP07.00.00」となっているユーザーは、これまでEメールのアドレス帳データが消去される不具合が発生していた。今回の更新を行うことで、これまで消えていたアドレス帳データが再び表示されることがある。「いつの間にか消えていた」と思って、ユーザー側でアドレス帳データを新たに作り直していた場合、今回の更新後、古いデータが復活することで見分けがつかなくなる可能性がある。そこでauでは、該当するユーザーに対し、Eメールアドレス帳の名前を変更するよう案内している。

(関口 聖)

2011/10/20 13:04