人感センサー搭載、緊急地震速報も受信できる「フォトパネル04」


フォトパネル04

 ファーウェイ(Huawei)製の「フォトパネル04」は、FOMAによる通信機能を備えたデジタルフォトフレーム。毎月の利用料は、従来の「お便りフォトサービス」の各コース(月額210円およびデータ通信料)となる。2012年3月発売予定で、価格は未定ながら1万円台半ばになる見込み。

 これまでもドコモでは、デジタルフォトフレーム製品を提供しているが、今回の「フォトパネル04」では新たに動画再生に対応した。携帯電話で動画を撮影し、メール添付して「フォトパネル04」に送信すると再生できるほか外部メモリカード内の動画や音楽も再生できる。

 2011年3月の東日本大震災を受け、緊急速報を配信する「エリアメール」(CBS方式)に対応し、緊急地震速報、国や自治体の緊急情報が利用できる。節電意識の高まりにもあわせ、人感センサーを搭載し、人が離れると、数分後にディスプレイ表示がオフになる。デザイン面では、背面が山なりのアーク状となった。

 内蔵メモリは3GB(従来は1.5GB)。9インチディスプレイ搭載で、独自OSで動作する。チップセットはMSM8255(CPUは1GHz駆動)で、オリジナルのユーザーインターフェイスで操作感の向上が図られている。

 大きさは約156×229×22.6mm、重さは約570g。ボディカラーはホワイトのみ。

 18日の発表会では「フォトパネル04」が展示されていたものの、画面表示だけ行う形となり、実際に操作することはできなかった。

 




(関口 聖)

2011/10/18 12:27