固定IPアドレス付きも選べる「GREEN WiMAX」

　グリーンネットは、MVNO（仮想移動体通信事業者）型のモバイルデータ通信サービス「GREEN WiMAX」の提供を開始した。

　「GREEN WiMAX」は、グリーンネットがUQコミュニケーションズのモバイルWiMAXネットワークを借り受けて提供する、モバイルデータ通信サービス。下り最大40Mbps、上り最大10Mbpsで通信できるほか、利用端末ごとに固定IPアドレス（IPv4）を付与できるコースが用意される。同社では、外出先から社内へアクセスする際、外にいるスタッフのWiMAX端末のIPアドレスが固定されていれば、IPアドレスによる接続制限で、より安全な接続環境が構築できる、としている。

　固定IPアドレスが付与されるコースは月額5800円で、1年契約では1カ月あたり4620円となる。一方、固定IPアドレスを利用しないコースでは月額4410円で、1年契約では1カ月あたり3780円となる。初期費用は2835円。同社では、1契約ごとに苗木一本を植林し、契約期間が1年更新されるたびに、さらにもう1本植林する。

　各種WiMAX対応端末で利用できる。同社では11月末までに開通した回線を対象に、月額利用料を初月無料とするほか、WiMAXルーター「URoad-7000」かUSB端末「MW-U2510SS」を無料で提供する。また、10月31日までは初期費用を無料とする。