9月の携帯・PHS契約数はソフトバンクが1位、auはMNPで転入超に

　電気通信事業者協会（TCA）は、2011年9月末時点の携帯電話・PHS契約数を発表した。

　9月の純増数は、ソフトバンクが27万5700件、NTTドコモが20万800件、KDDI（au）が12万5300件、イー・アクセス（イー・モバイル）が7万8000件、UQコミュニケーションズが7万6500件、PHSのウィルコムが5万6700件となった。なお、ドコモの2in1は6300件、ソフトバンクのダブルナンバーは600件の純減となっている。

　MNPの利用件数はソフトバンクが3万5800件、auが8700件、イー・モバイルが500件のプラス（転入超過）。auは18カ月ぶりにプラスに転じている。ドコモは4万5000件のマイナス（転出超過）。

　通信方式別にみると、W-CDMAではソフトバンクが27万5700件、ドコモが18万6400件、auが13万1200件、イー・モバイルが7万8000件でそれぞれ純増。ドコモのLTE（Xi）の純増数は9万2400件、累計が38万8600件となっている。

　契約数の内訳のうち、プリペイド契約では、ソフトバンクが3100件、イー・モバイルが400件の純増。ドコモは1600件、auは5600件でそれぞれ純減している。

　おなじく内訳の通信モジュールでは、ソフトバンクが5万7200件、auが4万9500件、ドコモが2万4100件でそれぞれ純増している。

　サービス別では、iモード/spモードが18万7800件、Yahoo!ケータイが18万3800件、EZweb/ISNETが3万7400件、EMnetが2万100件の純増となった。

　PHSのウィルコムは5万6700件と前月に続いて5万件台の純増を記録し、累計は415万1800件になった。BWAのUQコミュニケーションズは7万6500件の純増、累計は123万7400件。