ドコモ、迷惑メール対策のドメイン設定に不具合、修正を実施


 NTTドコモは、迷惑メール対策のドメイン名登録の一部機能に不具合が発生していたとして、修正を実施した。

 明らかにされた不具合は、メール表示画面から受信/拒否設定機能を利用して「ドメイン受信」もしくは「ドメイン拒否」を設定した際、ドメイン名が半角8文字(8バイト)以上の場合に8文字目以降が削除されて設定されていたというもの。ドメイン受信の場合は、受信したいがドメインを後方一致せずに受信できなかった可能性がある。ドメイン拒否の場合は、拒否したいドメイン以外の、部分一致したドメインも拒否された可能性がある。原因は、iモードセンターの機能更改に伴うシステムの不具合。

 ドメイン受信で不具合が発生していた期間は、7月15日午前4時18分~午前9時1分。ドメイン拒否で不具合が発生していた期間は、7月17日午前37分~7月21日午後9時1分。

 対象端末は2009年冬春モデル以降の対応機種で、上記の期間にメール表示画面からドメイン受信設定、またはドメイン拒否設定を行ったユーザー。

 iモードセンターでの作業にて自動的に正しいドメインに修正されるため、ユーザー側に作業は発生しない。ドコモでは、不具合の発生していた期間に登録したユーザーは、再度ドメイン名の設定を確認するよう呼びかけている。

 

(太田 亮三)

2011/7/25 12:19