ソフトバンク、「累積通話料上限設定機能」で注意呼び掛け


 ソフトバンクモバイルは、「累積通話料上限設定機能」において、一定条件を満たして累積通話料の上限に達すると、同機能の設定を解除できない事象があるとして、注意するよう呼び掛けている。

 今回明らかにされた事象は、累積通話料上限設定機能において、4つの条件を満たすと、設定した通話料の上限に達すると設定を解除できないというもの。同機能では、上限に達すると音声発信ができなくなるため、もし解除する場合は、ソフトバンクショップを訪れるよう案内されている。

 対象となるのは、2006年10月25日以前からの同社ユーザーのうち、2006年10月26日以降に料金プランを変更しておらず、「累積通話料上限設定機能」を利用していながら同機能を搭載しないモデルへ機種変更したユーザー。本来であれば、上限に到達した後、解除しようとするとユーザー側で操作できるはずだが、上記条件に当てはまるユーザーでは設定を解除できないことが判明したため、今回案内されることになった。

 設定解除を希望する場合、店頭で受け付けるが、同機能は既に廃止されているため、継続利用はできない。ただし類似のサービスである「一定額お知らせサービス」(無料)、「一定額ストップサービス」(月額105円)が昨年12月より提供されている。

 




(関口 聖)

2011/6/27 12:32