XperiaとREGZA Phoneに不具合、定額通信料以上の請求も


Xperia SO-01B
REGZA Phone T-01C

 NTTドコモは、ソニー・エリクソン製「Xperia SO-01B」と、富士通東芝製「REGZA Phone T-01C」において、特定の条件下で設定済みのアクセスポイント(APN)が変更されてしまう不具合があることを明らかにした。ユーザーによっては、定額料金以上のパケット通信料がかかってしまう。

 不具合の事象は、SO-01BとT-01Cにおいて、設定済みのAPNが意図せず変更されてしまうことで、パケット通信できなくなったり、定額通信料を超える想定以上の利用が発生したりするというもの。ドコモではスマートフォン利用者のうち、200台に1台程度の割合で発生するとしている。

 原因については現在調査中。悪意のある接続先APNにつながるわけではなく、ユーザーが過去に設定したことのあるAPNに変更されてしまう。事象は特定の条件下で発生する可能性がある。詳細は以下の通り。

パケット通信できない事象
[1] 海外渡航時などに、mopera.net等のAPNを作成して使ったことがある
[2] Android 2.1
[3] spモードのみ契約

想定以上の料金がかかる
[1] 海外渡航時などに、mopera.net等のAPNを作成して使ったことがある
[2] Android 2.1
[3] moperaUを契約している

 なお、不具合が発生したユーザーについて、ドコモでは事象を回避するための操作を実施するよう案内している。不具合が起こったユーザーは、Androidの設定画面から「無線とネットワーク」もしくは「ワイヤレス設定」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」をタッチして、メニューキーから「初期化設定にリセット」を実行する。その上で、spモードもしくはmoperaUの定額APNを選択し、端末を再起動する。「T-01C」についてはAndroid 2.2にバージョンアップすることで事象が発生しないとしている。

不具合対象者に通信料を返金

 NTTドコモでは、不具合の原因を調査するとともに、パケット料金を多く支払っているユーザーに対して、返金措置をとる方針だ。同社によれば、不具合の影響を受けたユーザーについて特定できるとしており、対象となるユーザーには個別にDMで返金措置を案内する予定。なお、影響を受けた人数および返金総額については調査中としている。

 

(津田 啓夢)

2011/6/15 20:33