ドコモ、GALAXY S/Tab、SH-03CにOSバージョンアップ提供


 NTTドコモは、「GALAXY S SC-02B」「GALAXY Tab SC-01C」「LYNX 3D SH-03C」向けに、OSをバージョンアップする更新ファイルの提供を6月7日午前10時より開始する。「GALAXY S SC-02B」と「GALAXY Tab SC-01C」はAndroid 2.3に、「LYNX 3D SH-03C」はAndroid 2.2にバージョンアップされる。いずれもパソコンと接続して作業を行う。

 「GALAXY S SC-02B」と「GALAXY Tab SC-01C」では、Android 2.3にバージョンアップされることで、ゲーム、アニメーションの動作速度が向上する。また、詳細なバッテリー使用状況の確認が可能になるほか、アプリのメモリ使用量の確認機能や、ダウンロードしたアプリをリストで管理する機能が追加される。

 このほか、「Daily Briefing」ウィジェットを個別に配置できるようになり、ステータスバーのアイコンが変更される。「GALAXY S」ではウィジェット提供元の表示のほか、通知パネルが変更される。「GALAXY Tab」では「電卓」「スケッチメモ」アプリが追加される。

 バージョンアップはサムスンから提供されるパソコン用ソフト「Samsung Kies」を利用する。同ソフトの対応OSはWindows XP/Vista/7。

 「LYNX 3D SH-03C」は、Android 2.2にバージョンアップされることで、Flash Player 10.1に対応する。microSDカードにアプリを保存できるようになり、音声による文字入力がサポートされる。ダウンロードしたアプリの自動更新や一括更新が可能で、アプリ一覧には「検索」「ニュースと天気」が追加される。

 また、起動中アプリの一覧画面には「すべて終了」ボタンが追加されるほか、待受画面でWi-Fi、Bluetoothなどのオン・オフ操作が行える。文字入力仕様が変更され、電話帳統合機能や、赤外線受信アプリに赤外線送信機能が追加される。予測変換機能にはAI予測・複合語予測機能が追加される。

 バージョンアップはシャープから提供されるパソコン用ソフト「メジャーアップデートツール」を利用する。同ソフトの対応OSはWindows XP/Vista/7。

 なお、バージョンアップに必要なパソコンを所有していないユーザー向けに、ドコモショップの店頭ではバージョンアップ用のパソコンが用意されている。ユーザー自身が操作することでバージョンアップを行うことが可能。

 




(太田 亮三)

2011/6/6 18:22