EMAのコミュニティサイト認定基準、スマートフォンに向けて改定


  モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)は、SNS(ソーシャルネットワークサービス)などを対象にした「コミュニティサイト運用管理体制認定制度」の認定基準と、あらましを説明する概説書について、パブリックコメントを経て、改定した。

 民間主導で携帯コンテンツの健全化などをはかるため設立されたEMAでは、「コミュニティサイト運用管理体制認定制度」を設けて、監視体制を整えたコミュニティサイトを認定している。4月12日~5月9日には、改定案を示してパブリックコメントを受け付けていたが、今回、その意見とEMAからの回答を公開するとともに、改定版が発表された。

 今回の改定は、スマートフォンや携帯ゲーム機にも対応できるよう、認定範囲がURLで定義されることになった。そのURLで運営されるサイトは、さまざまな機器からアクセスされたとしても、EMAの基準を満たすことが必要という。このほか、サイト内に掲載する広告水準の改定も行われている。

 



(関口 聖)

2011/6/3 20:46