じぶん銀行、番号振込やAndroidアプリが3キャリア対応に
じぶん銀行は、携帯電話番号だけで振り込みできる「ケータイ番号振込」やAndroid向けアプリを3キャリアで利用できるようにするとともに、Android/iPhone向けアプリの機能を拡充した。
■ケータイ番号振込の3キャリア対応
「ケータイ番号振込」は、友人などの携帯電話番号を振込先として指定して、送金できるサービス。相手もじぶん銀行の口座を持っていれば利用できるが、これまではauユーザーのみ利用できるサービスだった。4月10日からは、新たにNTTドコモ、ソフトバンクモバイルでじぶん銀行の口座を持つユーザーでも利用できるようになる。じぶん銀行のユーザー同士であれば振込手数料はかからない。
ただし、現時点ではスマートフォンでは利用できない。同社では今夏にもスマートフォンでの「ケータイ番号振込」に対応する方針だ。
■スマートフォン向けサービスの拡充
これまでスマートフォン向けには、iPhoneアプリ、Androidアプリ(IS03/IS04)というアプリのほか、ブラウザから利用するスマートフォン向けバンキングサービスが提供されている。
11日からは、スマートフォンアプリのバージョンが1.1となり、AndroidアプリではNTTドコモやソフトバンクモバイルのAndroid端末や、auのIS05、IS06でも利用できるようになった。ただし、Android 2.3の「Xperia arc」とiOS 4.3搭載のiPhoneなどはまだ非対応で、14日から利用できるようになる。
au向けアプリはau one Marketからダウンロードでき、他キャリアのAndroidスマートフォンはAndroidマーケットから利用できる。同社では、ドコモマーケットでの配信も検討しているとのこと。
新機能として、パソコンのブラウザからの利用を制限する「パソコンロック」の解除および再ロックがスマートフォンアプリからも操作できるようになった。また、ログインパスワードや暗証番号も変更できるようになった。
ATM検索では、3月22日よりローソンのATM、イーネットのATM(ファミリーマートやミニストップ、スリーエフ、サークルKサンクスなどに設置)にも対応しており、スマートフォンアプリからもそれらのATMの場所が検索できるようになった。ただし、東日本大震災の影響を受けたATMについては、最新の営業時間などは反映されていない。
ブラウザから利用するモバイルバンキングサービスは、新たにAndroid 2.2に対応したほか、外貨預金が利用できるようになった。外貨普通預金や外貨定期預金の取引が利用できるほか、為替レートが指定した水準になると知らせてくれる「ターゲットメール」の登録なども可能となっている。
スマートフォン向けアプリ | ATM検索 |
2011/4/11 15:31