コロプラ、被災地の通信状況がわかる「位置登録実績MAP」


 コロプラは、東北地方太平洋沖地震の被災地の電波状況が確認できるサービス「位置登録実績MAP」の提供を開始した。パソコンで利用できる。

 「位置登録実績MAP」は、災害等によってデータ通信が不安定な地域や、その基地局を確認できるサービス。パソコンから利用可能で、Internet Explorer 8以上、FireFox 3.6以上、Safari 5以上のブラウザに対応する。

 「位置登録実績MAP」では、コロプラの位置情報ゲーム「コロニーな生活☆PLUS」などの位置情報ゲーム基盤を活用し、ユーザーが携帯電話を使って位置登録したエリアの集計実績を地図上に表示する。1日に1回以上位置登録されたエリアを約1.7kmの六角形で表示する。

 コロプラでは、過去の位置登録状況を表示するもので現在の通信状況を保証するものではなく、通話実績も反映されないとしている。位置登録した場合も統計データとして処理されるので、個人は特定できないとしている。

 このほか、コロプラが募った義援金は、「コロニーな生活☆PLUS」で2270万円、「キャリー・ストーリー」で240万円以上が集まったという。コロプラでは1000万円を用意するとしており、合計すると義援金総額は3500万円以上になるとしている。

 



(津田 啓夢)

2011/3/17 13:16