HP、Snapdragon搭載の「TouchPad」などwebOSの3端末を発表

　米ヒューレット・パッカード（HP）は、CPUに最新のSnapdragonを搭載し、webOSを搭載した端末「TouchPad」「Pre3」「Veer」を発表した。

　「TouchPad」は、9.7インチ、XGAのマルチタッチ対応の液晶ディスプレイを搭載したタブレット型端末。無線LAN、Bluetooth、GPS、環境光センサー、加速度センサー、電子コンパス、ジャイロスコープなどを搭載する。130万画素のインカメラも備える。対応する端末同士をかざすことでテキストやURLをやりとりできる「Touchstone」機能をサポートする。

　CPUはクアルコムのSnapdragon「APQ8060」で、デュアルコアの1.2GHz駆動。6300mAhのバッテリーを内蔵する。大きさは240×190×13.7mm、重さは約740g。

「TouchPad」

　「Pre3」は、閉じた状態では全面タッチパネルのデザインで、スライドさせるとQWERTYキーボードが現れるスマートフォン。3.58インチ、WVGA、480×800ドットのマルチタッチ対応液晶ディスプレイを搭載し、5メガピクセルカメラを装備。GPS、無線LAN、Bluetoothをサポートする。「Touchstone」機能をサポートしている。

　チップセットはクアルコムの「MSM8x55」で、1.4GHz駆動。大きさは約64×111×16mmで、重さは約156g。

「Pre3」

　「Veer」は、Pre3同様に全面タッチパネルで、スライドでQWERTYキーボードが現れるスマートフォン。カードサイズに小型化された本体が特徴。ディスプレイは2.6インチ、320×400ドットのマルチタッチ対応液晶ディスプレイで、5メガピクセルカメラを装備。GPS、無線LAN、Bluetoothをサポートする。また、「Touchstone」機能をサポートしている。

　チップセットはクアルコムの「MSM7230」で、800MHz駆動。大きさは約54.5×84×15.1mmで、重さは約103g。

「Veer」