auの9モデル、セキュリティ仕様変更によるソフト更新開始


 KDDIは、auの携帯電話2メーカー9モデルにおいて、認証が必要なサイトやEZアプリに接続できなくなるとして、ソフトウェア更新サービス「ケータイアップデート」の提供を順次開始する。

 不具合は、認証が必要となるサイトへのEZweb、PCサイトビューアー(フルブラウザ)、EZアプリによる接続ができなる事象と、セキュリティ認証仕様の変更によって、2011年3月以降、EZアプリをダウンロードできなくなる事象の2つが報告された。

 KDDIでは、セキュリティ認証仕様を変更することに伴い、不具合が発生する可能性を指摘しており、101機種においてソフトウェア更新を順次提供する予定だ。今回はそのうち、東芝製(現、富士通東芝モバイルコミュニケーションズ)とパナソニック モバイルコミュニケーションズ製の9モデルについてケータイアップデートの時期が明らかにされた。

 2月3日より更新作業が可能なモデルは、東芝製の「W31T」「W32T」。2月17日より東芝製「W41T」「W43T」、パナソニック製「W51P」「W52P」「W61P」「W62P」、au design projectの「neon」のアップデートが提供される。

 更新作業時間は約5~10分で、この間、通話やメールを含む携帯電話の操作は受け付けない。KDDIでは準備ができ次第、対象ユーザーに対して「auからのお知らせ」を送信する。更新作業にはパケット通信料はかからない。

 



(津田 啓夢)

2011/2/3 15:25