写真で見るスマートブック「LifeTouch NOTE」

Android2.2採用、フルキーボードを装備


LifeTouch NOTE
iPhone 4(左)とサイズ感を比較

 NECが発表した「LifeTouch NOTE」は、QWERTYキーを備えるAndroidスマートブックだ。かつて販売された「モバイルギア」シリーズが蘇ったとも言える同機について、外観写真を中心に紹介する。

 ソフトウェアプラットフォームはAndroid 2.2で、Googleの認定を受けておりAndroidマーケットへアクセスできる。NVIDIA製のデュアルコアプロセッサ「Tegra 250」(1GHz駆動)を採用し、Bluetooth、GPS、電子コンパス、加速度センサーなどが利用できる。

 抵抗膜式でタッチ操作できる7インチディスプレイ(800×480ドット)、200万画素カメラを装備する。大きさは234×138×25mm。重さはWi-Fi版が約699g。バッテリー駆動時間は、Webブラウジングで約9時間、ローカル動画再生で約8時間、YouTube動画再生で約7時間。ストレージ容量や3G通信モジュールの有無により計3モデルラインナップされる。

  • LT-NA75F/1A:16GB(内蔵/SD各8GB)、3G/Wi-Fi対応
  • LT-NA75W/1A:16GB(内蔵/SD各8GB)、Wi-Fi対応
  • LT-NA70W/1A:4GB(内蔵/SD各2GB)、Wi-Fi対応

 一見すると小型のノートパソコンで、いわゆるネットブックと同サイズ。4月下旬発売予定の3G対応版と総ストレージ16GBのモデルは、天板のカラーバリエーションとしてピアノブラック、バーミリオンレッド、チョコレートブラウンの3色が用意される。片手で持ち運ぶサイズではなく、パソコンと同じように、デスクの上に拡げて使う形が中心となりそうだ。

LifeTouch NOTE一見するとノートパソコンヒンジ部がバッテリー
左側面左側面にmini USBポートやイヤホンジャック右側面
右側面のSDカードスロット折りたたんだ状態で前から見たところ折りたたんだ状態で後ろから見たところ
開いたところ底面バッテリーを外したところ

 

 特徴となるキーボードは、キーピッチが16.8mm、キーストロークが1.6mmで、ノートパソコンと比べ遜色ない仕上がり。パソコンと異なる点として、Android特有のMenuキーや検索キー、Homeキー、Backキーがキーボード右上に配されている。Menuキーはキー左部にもある。またキー下部には方向キーと同等の働きをするポインティングデバイスが用意されている。

キーボード右上にAndroid用の各種キー左側にCtrlキーやAltキー、menuキー

 独自のプリセットアプリとして、ブログやSNSなどに投稿できるテキストエディタ「ライフノート」や、最適なWi-Fiアクセスポイントへ自動的に切り替える「ワイヤレス自動接続」が利用できる。

 



(関口 聖)

2011/2/15 11:05