MM総研調査、2010年度上期の国内携帯電話出荷は1913万台に


 MM総研は、2010年度上期(4~9月)の国内携帯電話出荷数を調査し、結果を明らかにした。2010年度上期の出荷数は前年同期比12.3%増の1913万台で、3半期連続で出荷数が増加している。

 同社では、出荷台数が回復傾向にある要因として、スマートフォン市場の拡大と、auの携帯電話での買い替えが好調なことを挙げている。2010年度上期のスマートフォン出荷台数は、前年同期比で倍以上の223万台で、上期出荷台数の11.7%を占めた。スマートフォン出荷台数のうち、メーカー別シェアは、アップルが134万台でシェア60.1%、ソニー・エリクソンが46万台で20.6%、シャープが14万台で6.3%となっている。

2010年度上期 国内スマートフォン出荷台数シェア 出典:MM総研

 

 上期のメーカー別シェアは、シャープが1位で435万台、シェアは22.7%となった。2位は富士通で285万台、シェア14.9%、3位はパナソニック モバイルコミュニケーションズで261万台、シェア13.6%、4位はNECカシオモバイルコミュニケーションズで231万台、シェア12.1%、5位は京セラで218万台、シェア11.4%、6位はソニー・エリクソンで142万台、シェア7.4%となっている。

2010年度上期 国内携帯電話出荷台数シェア 出典:MM総研

 



(太田 亮三)

2010/10/26 16:53