携帯カメラで撮影、ARで楽しめる新聞広告

　電通は、電通テック、デザイン百貨店、コンセプトと協力し、携帯電話でAR（拡張現実）を体験できる新聞広告を10月18日に掲出する。

　今回掲出される新聞広告は、紙面に印刷された印（ARマーカー）を、専用アプリを通じて携帯電話のカメラで撮影すると、CG映像が楽しめるというもの。10月18日の読売新聞朝刊における「COP10」（愛知県で開催中の生物多様性条約第10回締約国会議のこと）の開催を記念した「生物多様性特集」で実施される。

　ARマーカーを読み取ることで楽しめるという映像コンテンツは、紙面の上をCGで描かれたさまざまな動物が動きまわり、思わぬ展開が待ち受けるというもの。利用できる携帯電話は、2008年3月以降に発売されたNTTドコモとauの携帯電話、iPhone 3GS（iOS 4.0以降）となる。

　携帯電話向け専用アプリは、デザイン百貨店が開発した「AR3DPlayer」、iPhone向け専用アプリはコンセプト開発の「どこでもAR」となる。