9月の純増シェア1位はソフトバンク、spモードは27万件に
電気通信事業者協会(TCA)は、2010年9月末時点の携帯電話・PHS契約数を発表した。
9月の純増数を多い順で見ると、ソフトバンクモバイルが33万2600件(ダブルナンバーは100件の減少)、NTTドコモが10万9400件(2in1が330件の減少)、auが9万1400件、イー・モバイルが6万8500件となった。MNP(携帯電話番号ポータビリティ)の利用件数は、ソフトバンクモバイルが7万6100件の転入超過(プラス)となる一方、NTTドコモは4万3400件、auは3万2000件、イー・モバイルは800件の転出超過(マイナス)となった。
BWA(無線ブロードバンドサービス)のUQコミュニケーションズは、4万3400件の純増で、累計契約数が30万件を超え、33万7100件となった。また、PHSサービスのウィルコムは3万9500件の純減となった。
通信方式別に見ると、W-CDMA方式のソフトバンクモバイルが33万2600件、NTTドコモが24万900件、イー・モバイルが6万8500件の純増。またauのCDMA2000 1x方式は9万8600件の純増を記録した。
プリペイド契約数は、ソフトバンクモバイルが2万6800件、イー・モバイルが1000件の純増で、NTTドコモは1600件、auは4900件の純減。また通信モジュールではソフトバンクモバイルが6万9300件、auが3万8400件、NTTドコモが1万9600件の純増となった。
インターネット接続サービスでは、Yahoo!ケータイが21万1600件、iモード/spモードが13万1100件、EZweb/IS NETが2万1900件となった。今月から、NTTドコモのspモードが含まれた数値となっているが、ドコモによれば、2010年9月のspモード純増数は27万300件で、iモードは13万9100件の純減という。auのIS NETや、ソフトバンクモバイルのiPhone向けS!ベーシックパック(i)といったスマートフォン向けインターネット接続サービスもこれらの数値に含まれているが、内訳は非公表となっている。また、イー・モバイルが10月から提供するデータ通信サービス向けのオプション「メールサービス」は、あくまでオプションという位置付けになり、TCAの集計では取り扱われないとのこと。
事業者 | 純増数 | 累計 |
NTTドコモ | 109,400 | 56,894,600 |
KDDI | 91,400 | 32,291,200 |
ソフトバンク | 332,600 | 23,474,200 |
イー・モバイル | 68,500 | 2,740,800 |
総計 | 601,900 | 115,400,800 |
事業者 | 純増数 | 累計 |
NTTドコモ【W-CDMA】 | 240,900 | 54,940,400 |
au【CDMA2000 1X】 | 98,600 | 32,104,900 |
ソフトバンク【W-CDMA】 | 332,600 | 23,474,200 |
イー・モバイル【W-CDMA】 | 68,500 | 2,740,800 |
総計 | 740,600 | 113,260,300 |
事業者 | 純増数 | 累計 |
iモード/spモード | 131,100 | 49,184,600 |
EZweb | 21,900 | 27,165,000 |
Yahoo!ケータイ | 211,600 | 18,266,300 |
EMnet | -1,700 | 44,900 |
総計 | 362,900 | 94,660,800 |
事業者 | 純増数 | 累計 |
ウィルコム | -39,500 | 3,777,700 |
総計 | -39,500 | 3,777,700 |
事業者 | 純増数 | 累計 |
UQコミュニケーションズ | 43,400 | 337,100 |
2010/10/7 16:46