カシオ、ベライゾン向けに「G'zOne Ravine」供給


 カシオ計算機とNECカシオモバイルコミュニケーションズは、米国の携帯電話事業者ベライゾンワイヤレス向けにタフネスケータイ「G'zOne Ravine」の供給を開始した。近日中に現地で販売が開始される。

 G'zOne Ravineは、ベライゾン向けとしてはカシオブランドとしては7機種目、事業統合後、NECカシオが開発した初の端末となる。G'zOne ROCKの後継モデルに位置付けられ、音声読み上げや音声入力機能が新たに追加されるなど、ブラッシュアップが図られている。Ravineは渓谷の意味で、同端末のタフネス性能をイメージさせるネーミングとなっている。

 メインディスプレイには2.2インチ、QVGA(240×320ドット)のTFT液晶、サブディスプレイには1.35インチ、96×96ドットのモノクロ液晶を装備。3.2メガピクセルのカメラを搭載し、外部メモリはmicroSDカード(32GBまで)に対応する。BluetoothやGPS、PTTなどもサポートされる。

 大きさは52×110×21.3mm、重さは130g。連続待受時間は約490時間、連続通話時間は約250分。



(湯野 康隆)

2010/10/5 11:12