デザインも追求したWiMAXモバイルルーター


 アルチザネットワークスは、WiMAXに対応したモバイルWi-Fiルーターを12月下旬に発売する。12月15日にオープンする同社直販サイトでの限定販売で、価格は未定。

 今回発売される「WiMAXモバイルルータ」(AZ01MR)は、バッテリーを内蔵したモバイルWi-Fiルーターで、機能とデザインの両立をテーマに開発されているのが特徴。同社のコンシューマ向けブランド「Artiza Design」の製品として展開される。WiMAXのチップセットはBeceem CommunicationsのBCSM352で、長時間の駆動が可能としている。USBケーブルをパソコンなどに接続すれば、充電しながら使用することも可能。

 ボディには有機ELディスプレイが搭載され、バッテリーなどルーターの状態や、SSIDの表示が可能。外部メモリスロットにmicroSDHCカードを装着でき、保存されているデータをネットワーク内で共有できる「ネットワークストレージ機能」も用意されている。

 無線LANはIEEE802.11b/gで、WPAやWPS、マルチSSIDといった機能をサポートしている。リチウムイオンポリマー充電池の容量は1700mAh。

 大きさは約99.5×59×13.9mmで、重さは約105g。

 別売りオプションとして、BEAU DESSINによるオリジナル革ケースも発売される予定。価格は未定。

 なお、今回発発表された「WiMAXモバイルルータ」は、10月5日から開催される「CEATEC JAPAN 2010」のUQコミュニケーションズのブースで展示される。

 

(太田 亮三)

2010/10/5 10:08