ベクター、Androidアプリマーケット「AndroApp」オープン


 ベクターは、Android向けのアプリを配信するサービス「AndroApp」をプレオープンとして提供を開始した。無料アプリの配信が開始されており、12月の正式オープン時には有料アプリの配信やサービスの拡充が行われる。

 今回オープンした「AndroApp」は、ベクターのアプリ開発者向けサービス「ベクター・スマートフォンサービス」に登録されたアプリを配信するアプリマーケット。OSに標準で搭載されている「Androidマーケット」とは別の、ベクターが独自に提供するアプリ配信サイトとなる。豊富なジャンルのアプリを取り揃えるほか、キーワード検索、カテゴリ検索、ランキング機能を用意。レビューなども掲載されている。ダウンロードは、同サイトにAndroid端末からアクセスして行う。

 プレオープン中は無料アプリのみの配信だが、12月の正式オープン後は、有料アプリの配信、会員機能の追加などサービスの拡充が行われる。

 アプリ開発者向けの「ベクター・スマートフォンサービス」では、提携先のアプリマーケットでもアプリの公開を行うことが可能。現在は「AndroApp」のほか、KDDIの「au one Market」が対応しており、今後も拡大予定としている。

 なお、「AndroApp」で配信されるアプリを利用するには、OSの設定「アプリケーション」の画面で「提供元不明のアプリ」の項目にチェックを入れ、サードパーティのアプリをインストールできるように設定を変更する必要がある。

AndroApp

 



(太田 亮三)

2010/10/1 18:41