auのCDMA国際ローミングがブラジルで終了、インドは音声に不具合


 KDDI、沖縄セルラーは、国際ローミングサービス「GLOBAL PASSPORT CDMA」について、ブラジルでのサービスを2011年1月2日で終了すると発表した。「GLOBAL PASSPORT GSM」は従来通り利用できる。

 ブラジルでの「GLOBAL PASSPORT CDMA」サービスは、現地の携帯電話事業者であるVivo S/Aとの相互協力によって2007年7月から提供されてきた。しかし、Vivoが2011年1月2日でCDMA網を停止することに伴って、同サービスも終了することになる。

 また、インドにおいては、9月14日22時43分(日本時間)から「GLOBAL PASSPORT CDMA」の音声着信ができない状況が発生している。データ通信は利用可能。KDDIでは、現地の提携事業者と原因調査、復旧に向けて対応していると発表した。

 

(津田 啓夢)

2010/9/15 15:44