7月の携帯・PHS国内出荷数は約271万台、再び前年越えに


 電子情報技術産業協会(JEITA)は、2010年7月の携帯電話・PHS出荷数を発表した。

 7月の携帯電話・PHSの出荷数は270万8000台で、前年同月比103%と2カ月ぶりの前年越えとなった。内訳は、携帯電話が260万5000台、前年同月比103.4%で、2カ月ぶりに前年を上回っている。このうちワンセグ対応端末は193万5000台で、前年同月比89.4%、搭載率は74.3%となっている。PHSは10万3000台、前年同月比93.2%で、2カ月連続で前年比マイナスとなった。

 JEITAでは、携帯電話市場で下げ止まり感が出てきており、若干の回復傾向が見られるものの、引き続き市場動向を注視する必要があるとしている。

 



(太田 亮三)

2010/9/8 15:45